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観葉植物のクワズイモは、サトイモ科アロカシア属の常緑性多年草です。学名は「アロカシア・オドラ」といいます。

 

クワズイモは、古くから“カエルの雨傘”として戯画に描かれ、素朴な味わいのある大きな葉を持つ観葉植物としておなじみです。大きなものは蛙の傘としてだけでなく、人間も入れるほどの葉を持っています。

クワズイモは、サトイモ科アロカシア属(クワズイモ属)の常緑性多年草です。原産地としては日本、中国、フィリピンなどが挙げられます。

クワズイモの学名は「Alocasia odora」で、クワズイモ同好会メーリングリストのアドレスもこの学名に由来しています。

インドが原産地のインドクワズイモ(Alocasia macrorrhiza)、1mを越えるクワズイモと約30cmのシマクワズイモ。左下はクワズイモの苗です。やや小型のシマクワズイモ(ヒメクワズイモ、Alocasia cucullata)、緑の葉と白い葉脈のコントラストが美しいアロカシア・アマゾニカ、ビロードの光沢を持つアロカシア・グリーンベルベットなど、サトイモ科の仲間もたくさんいます。詳しくは「サトイモ科の仲間たち」のページを参照してください。

大きさにはかなりの個体差があって、草丈が人のひざほどのものから、背丈を越えるものまでいろいろあります。

長崎県五島市の八幡神社のクワズイモは指定天然記念物にもなっています。一方、沖縄では道路の側、家の庭先、生垣など、あちこちで普通に自生しているのが見られます。

クワズイモの見た目はサトイモに似ていますが、食べられないので「不喰芋(食わず芋)」と呼ばれています。クワズイモは、皮膚の粘膜に対して刺激のある「シュウ酸カルシウム」という成分があるので、食べるのはもちろん、切り口から出る汁に手で触れないようにもしましょう。

ちなみに、クワズイモを誤って食べると舌がしびれて会話がうまくできない状態になったりすることから、英語では「Dumb Cane(口のきけない茎)」とも呼ばれているそうです。日本でも誤食による中毒が北海道で2件報告されています。ちなみに東京都福祉保健局の分類では、クワズイモは毒草に分類されています。

天然記念物だったり、道端の雑草だったり、おしゃれな部屋のインテリア・アイテムだったり、毒草だったりとクワズイモも忙しいですが、ともかく、その名の通りクワズイモは食べないようにしてください。


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